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キープ奏法~ピアノを弾く時間の位置づけ

今日のテーマは、キープ奏法の練習サイクルにおけるピアノを弾く時間の位置づけです。

 

これは私の主観ですが、キープ奏法のステップ2のトレーニングを練習に取り入れる前と後では、ピアノを弾く時間の位置づけが自然に変化しました。

 

ステップ2を取り入れる以前は、当然のことながらピアノを弾くことが練習の核であり、弾きながら少しずつ曲を弾けるようにしていった訳ですが、ステップ2を取り入れて以降は、むしろ譜読みをしながら行うステップ2が練習の核であり、ピアノを弾く時間は、譜読み+ステップ2によって指、そして演奏にどう変化が起こったかの確認という側面が強くなりました。

 

このテーマからはさらに話を膨らませることが可能ですが、今日お伝えしたいことは、ピアノを弾く⇒譜読みをしながらステップ2のサイクルに好循環が生まれている時は、ピアノを弾くときよりもむしろ、譜読みをしながらステップ2を行うときに演奏に変化が起きる可能性が高いということです。(これはあくまで私の主観ですが、練習に成果があるときには常にそう感じているため、大切かと思い書かせていただきました)。

 

以上、ステップ1、2の実践が上手くできているかどうかの目安の一つとしても参考にしていただければ幸いです。